1954-12-19 第21回国会 参議院 外務委員会 第4号
従つて我が国の国力並びにその支払能力等から勘案いたしますならば、必ずしも問題なしとはいたしません。従つてそれらの総合的な面をも勘案して、今後の賠償支払等につきましては万全の処置をとられることを希望するわけであります。その他なお特に申すなれば問題は多くあると思いますけれども、おおむね小滝委員の申されたことに尽きていると思いますので、以上申上げまして社会党の本案賛成の理由といたします。
従つて我が国の国力並びにその支払能力等から勘案いたしますならば、必ずしも問題なしとはいたしません。従つてそれらの総合的な面をも勘案して、今後の賠償支払等につきましては万全の処置をとられることを希望するわけであります。その他なお特に申すなれば問題は多くあると思いますけれども、おおむね小滝委員の申されたことに尽きていると思いますので、以上申上げまして社会党の本案賛成の理由といたします。
従つて我が国の産業としても重要な産業であるし、同時に又個人としても相当の打撃を受けておるわけですし、この操業を維持して参るために或る程度の産業資金と申しますか、さようなものの必要もこれはもう当然認めなきやならんし、先般そういう点に関しましても融資の措置をとつておるわけでございます。
(拍手)従つて我が国における防衛力増強の必要は、現在主権を持ち、軍事力を持つ諸国家群によつて世界が構成されておるという、現実の条件の中から生れて来る当然の帰結と言わなければなりません。(拍手)被統治民族が如何に悲惨なものであるか。如何に哀れむべきものであるかということは歴史の示すところであります。
従つて我が国の今日の段階におきまして、市町村自治警察の廃止ということは、民主警察の芽を双葉のうちに刈取る危険を持つておると存じます。
従つて我が国の安全を保持する方法について、根本的な変革があつたと認めていいのですか。
この協定は、日米間の相互防御援助協定と密接な関連を有する協定でありまして、この協定に基いて貸与される艦艇は、相互防衛援助協定の規定に従つて我が国がこれを占有し、使用することになつております。協定の内容は簡単でありまして、一昨年末日米両国間に締結いたしました船舶貸借協定の内容とほぼ同様であります。
従つて我が国においては労働争議も熾烈化し、或いは生産労働力が低位であります。従つて生産費が高くなる。で、こういう大きな、日本経済にマイナスするところのものは、この費用を政府が出し惜しみするからなんです。社会政策は決して消極的な救済をやつておるのじやない。真の社会政策は、経済政策である。真の社会政策は、生産政策であると私どもは考えております。
我が国の敗戦降伏以来、いわゆるサンフランシスコ平和条約が片面的に、日本とアメリカなどとの間に平和を回復するかのごとく装つて、実はこの条約に結付けられた日米安全保障条約なるものによつて日本にアメリカ軍の駐留を許し、これがために日本が最も善隣の関係を回復すべき中華人民共和国及びインド、そのほかのアジア諸国又ソヴイエト同盟などの世界の各国と全面的に平和関係を回復することが妨げられ、従つて我が国が未だ完全に
従つて我が国自体の自衛力の漸増が期待せられて、暫定的の措置として行われておることも今更言うを待たないところであります。憲法の条章のみを以てし一国の防衛を期待することは残念ながらできないのであります。それが可能でありまするためには、少くとも国際的条約の裏付けがあるか、或いは世界の客観情勢自体がその裏付けとならなければならないと思うのであります。
同盟から集団安全保障へということで国連憲章もその問題を中心にして、この侵略の予防と侵略の起きた場合の救済の措置というようないろいろな問題が説かれているので、従つて我が国がMSAを受けて再軍備する、或いは自衛力を漸増する場合においても、その集団安全機構の中に個別的にでも結構ですが入るので、私はここでこの集団安全保障機構に対する兵器の発展の及ぼす影響、この問題についていろいろ、特に集団安全保障に対して革命的
こういうことになつて来ると非常に問題の範囲が広くなつて来ますので、又従つて我が国の将来としては非常にいろいろとあの御承知の共同宣言の問題とか、或いは統一行動の問題とか、又今度は太平洋同盟機構のほかに、更に東南アジアの同盟機構というものも考えられて日本を除外するとか加入せしめるとかいろいろな情報が伝つているわけでありますが、特に今申上げたイデオロギーによつて外交が支配される危険性が非常に増大したように
従つて我が国の海運業をして国際競争力を強めるためには、どうしても先ず第一に会社の自己蓄積を強化すると同時に、やはりそれだけでは競争できないわけですから、補助政策というものをここで再検討しなければならない。今までのような方法ではだめです。これに対する根本的な考えをする必要がある。 それから海運企業の形態、こういうものを私は考えて行かなければならないと思うのです。
従つて我が国におきましてもクロスバーを導入し、且つ将来においては国産にしてやつて行くことが、一番将来の拡張計画の上には適切ではないだろうかという印象を持つて帰りました。なお、クロスバーの研究につきましては、あえてスエーデンとアメリカばかりではありません。ドイツでもフランスでも皆研究はしております。ただ従来の行きがかり上、まだこれを正式に採用するという段階に行つておらん。
この申請は、締約国団の特別会期において審議される運びになつておりましたところ、米国は、共和党新政権による対外経済政策全般の再検討が終るまでは、大規模な関税交渉を行わないとの方針を決定し、他の締約国も、米国を除いた関税交渉は意味がないとの態度をとるに至りましたため、この特別会期は開かれず、従つて我が国の加入は更に延期される形勢になつたのであります。
従つて我が国との間には正常な外交関係は開けていないのであります。この批准を阻む根本的な原因は何かと申しますと、言うまでもなく賠償の問題であります。対日平和条約の成立よりも賠償問題の解決が先決問題であるというのが、比国朝野を通じての輿論の声のように見受けられました。
従つて我が国の経済は、朝鮮ブームのような神風がなければ、(「何が神風だ」と呼ぶ者あり)到底成り立つて行かない状態である。(発言する者多し)更に又、経済の底の浅いということは万人の指摘している通りであるが、私をして言わしむれば、底が浅いどころか、今なおどんどんその底をみずから食い潰しているような状態であります。
従つて我が国の税制に対する根本的な大衆の税を、いわゆる少額所得者としての大衆の税を漸次緩和し減税して行くという方向には実際的にはこれが現われていないということを強くこの際考えざるを得ない。従つてこの程度の改正においては甚だ当を得ざるものとして本案に反対をするものであります。
従つて我が国が本件諸条約に加入することは、不幸にして国際紛争が発生した場合、我が国民の保護に資し、且つ積極的に国際的人道主義の立場から、他国の戦争犠牲者の保護のための活動を容易ならしめるゆえんであるというのであります。
従つて我が国の水産業の振興のためには、生産の増強と経営の改善、合理化を促進いたしまするための施策を重点的に進めなければならないと信ずるのでございます。 次に中小漁業の経営の改善について申上げたいと存じます。
現伏におきましては学校教育法などにその片鱗は出ておりましても、強くその実現を促進することはむずかしい状態にあつたのでありますが、この法案が成立いたしますればそういう気運も全国的に澎湃として起ることが予想いたされまするし、従つて我が国の学校教育の上に画期的な成果を挙げることも期待されると思うのでございまして、その念珠において私は衷心この成立を期待するものでございます。